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グレ釣り大会に初参加

以前から一度は出てみようかと思っていた沖磯でのグレ釣り大会に意を決して参加してみた。興味はあったものの色々分からない点が多かったため参加するのを躊躇っていた。ところがある釣りチューバーの動画を見たことで「これなら自分が出ても大丈夫かも?」と出場するに至ったのである。

不安の多かった釣り大会

ここでいくつか自分が不安や疑問に思っていた点をまとめてみたい。同じ様な理由で大会に参加しようか迷っている方に参考になれば幸いである。

参加者は皆テスターのような達人なのか?

現在の平和卓也プロのようなフィールドテスター、もしくはインストラクターといった職業釣り師たちの多くはトーナメントで好成績を残した人たちが多い。そんなこともありグレ釣り大会はセミプロのような達人ばかりが集まるのかと正直ビビっていた。

しかし、実際はそんなことは無く誰でも気軽に参加できるゆるいイベントであった。確かにプロを目指しているような強者もいるが、そういう人はごく僅かで殆どは普通の釣り好きの集まり。ギラギラした二十代の強者というより釣り付きなシルバー世代のオッサンが目立つイベントだ。特に自分が参加した大会は予選なのでゆるい感じ。とはいえ磯釣りの競技人口は多く無いせいか常連が目立ち顔見知りが多いようだ。セミプロレベルの人はシード権を提げてセミファイナルか決勝で現れる。だから地磯でフカセ釣りを楽しんでいる人なら大丈夫だし、初心者だと場違いで恥ずかしいとかそういうこともまったくない。

普段の釣りと何が違うのか?

結論を言えば特に違いは無い。地磯釣りと沖磯釣りではかなりの点で異なるが、通常の沖磯の釣りとはそれほど特異なものはない。違う点を挙げるとすれば時間と場所の制限があることくらいだ。

時間制限

沖磯釣りは一般に5時頃に乗船して渡礁、お昼を回った午後1時くらいに迎えがくるのでそれまでに納竿して片付けをする。大会はその時間内で大会説明や磯割りの抽選があり、試合は前半と後半に別れ3時間x2の6時間で行われ、時間の管理は選手同士で行う。

これは結構忙しない。だから事前の準備が必要となる。磯に上がってからのんびり撒き餌を作る時間は無いので(作っいてもいいがライバルはさっさと釣り始めて釣果を挙げると焦る)乗船前に撒き餌はしっかり準備しておくことは最低限の備え。多くの人は釣具店や自宅で前日に混ぜているようだ。(その方が集魚剤が馴染むのだが、オキアミは水分が抜けてカピカピになる恐れがある)

因みに仕掛けは磯に上がってから作る人が多い。最初に決めた仕掛けはその日の状況によりすぐ変更することになるので何でもいいが、すぐキャストできたからといってそれほどアドバンテージは無いと思われる。

釣座の制約

どの磯に乗るかは乗船前に教えてもらえる場合とそうでない場合があるが、基本的に磯割りはその日の抽選で割り振られ好みの磯を選ぶことはできない。渡礁後はゼッケンの若い番号の人から好きな場所を選び、後半はその逆の順で大きい番号の人から選んでいく。ひとつの磯に大人数いると中間の番号の人は不利となる。これも公正な運営は選手同士に任されている。

審判がいて短時間で二名がガチンコ勝負をしている動画があるが、それは決勝戦の話。予選は時間にゆとりがあり審判もいない。

キーパーバッカンとブクは必須

大会はサイズと数をかけ合わせた重さで競う。通常25~30cm以上で3~5匹の総重量となる。魚は死ぬとすこし縮むと言われているので、ブク(空気ポンプ)を使ってバッカン(通常45cmのキーパーバッカン)の中で検量するまで活かしておくことが望ましい。普段の釣りならすぐ締めてクーラーボックスに入れる方が良いが道具としてはそこが違う。

船長と話をしてはいけない

話すと失格になる。ただし大会によりスタッフから情報が得られる場合もある。

コスパが高い釣り大会

セミファイナルへの選考は乗船した船ごとの上位2~3名だから賞品をもらうのは容易ではない。しかし、参加賞とくじ引きやじゃんけん大会で景品がもらえるので魚が釣れなくても手ぶらで寂しく帰ることは無い。

参加賞で多いのがシャツや帽子、タオル、バッグのほかステッカーなど。じゃんけん大会で勝てばバッカンや数万円のカタログギフトなど豪華な景品ももらえることもある。参加費は7000円くらいだが渡船料(平均5000円)を差し引くとコスパは案外高い。

 

このように特に気負う必要の無い釣り大会なのでぜひ参加してみはどうだろう。ただ地磯と沖磯ではかなり異なる点もあるので、沖磯未経験の人は大会前に下見を兼ねて一度沖磯釣りを経験することをオススメする。

 

最も悔しい釣行

釣果は場所でほとんどが決まる。

同じ場所に通い続ければ自ずとポイントが分かってくるが、初めての場所でも見定められるのが上級の技術といえる。
しかし自分にはその技術が無いから、ひたすらネットや釣具店で情報を集めるしかない。
だが、今回の釣行はあまりに遠方で、しかも急遽の渡船だっただけに情報が少なすぎた。

その結果、今までで最も悔しい結果となってしまった。

急遽の予定変更

場所は兵庫県淡路島の離島「沼島」
当初は沖に突き出たメガフロートという管理釣り場でアジでも狙う予定だったのだが、釣果が芳しくないということで、黒鯛が数釣れているという沼島への渡船に変更した。

誰でも二桁狙えるほど釣れていると聞き、それなら黒鯛に縁の薄い自分でも釣れるのではと期待して行ったが結果は惨敗だった。

 

情報不足の沖磯

船長の言われるままに降ろされた磯には自分以外は二名の常連。
初めての知らない場所なので、自分はとりあえず深さのある船着き場に釣り座を取り、常連は自分の左右に構えた。

黒鯛が最初にヒットしたのは自分だったが、バラしてしまいそれ以降は黒鯛のアタリがまったく無くなった。常連たちは長らく竿が静かだったが、最終的には各3枚上げた。これはこれで悔しい。

 

規則違反の地元師

しかし、それだけなら、まあ仕方が無いと諦められたのだが、問題は途中からやってきた地元師の爆釣を見せつけられたことだ。

自分たち三人が苦戦している最中に背後の崖からロープを伝って降りてきた老齢の地元師は、奥まった浅場に釣り座を取ると、我々の貧果を尻目に黒鯛をバンバン釣り始め、挙げ句はなんと50オーバーの石鯛まで釣り上げたのだ。しかも1.5号の細ハリスでである。

自分が貧果を嘆いていると、
「沈み根がある、お宅のいるそこが一番良いところなんだけどね~」と言う。

それでまたしばらく粘ったが、いよいよ我慢できずに地元師より奥の釣座に移動しようとしたら、
「そこは浅いからだめだよ。」と助言めいたことを言ったので諦めたが、実はウソだった。

 

釣りは情報戦

後から別の磯で釣っていた常連に聞いたところでは、その地元師の場所が一番良い場所だったという。しかも、地元師が地伝いに降りて来たのは規則違反で、そこでは渡船の客以外は竿を出してはいけないことになっていたのだ。

「そんな奴、追い出せばよかったんだよ」とは常連。

時既に遅しである。

地元師は、いかにも空いていた場所にしょうがなく入釣したように振る舞っていたが、
内心「こいつら、何も知らね~んだな。へへへ」とほくそ笑んでいたに違いない。

 

地元師が来なければ釣座を変えて自分がその釣果にありついたかもと思うと残念でならない。
気軽にリベンジができる場所でない故に悔しくて仕方ない。

なぜ釣り番組は糞なのか。

自分の住む関東では釣り番組がいくつか放送されている。

しかし、どれも箸にも棒にもかからない糞番組だ。

で、なにげに皮肉たっぷりのおもしろい秀逸なタイトルをつけた画像をネットで拾った。

「釣り番組に対する視聴率の真実」ww

Photo

釣り番組を観ているのは猫だけ・・って、思わず吹いてしまった。

どの番組も視聴者(釣り人)の事を意識しているとは思えない内容。
しかも釣り好きなら普通は見ないであろう時間帯(土曜日と日曜の朝)にオンエアするのだから訳がわからない。

現代の情報化社会において、ヒットを左右するのもは「共感」であろう。釣り番組なら釣り人の共感を得ることが前提となるのだが、放送内容の多くは「船釣り」「沖磯」である。しかし、この二つのキーワードに対する共感度は低い。どちらもお金がかかり、場所が限定され、万人受けしないからだ。

にも関わらず、番組が固執する理由のひとつは「絵になる釣果」が必要だから。大スポンサーが付いて、セミプロのフィールドテスターが竿を出しているのに、釣果がクサフグとネンブツダイでは洒落にならないからね。

それと船釣り師は金持ちが多いというのもあるだろう。陸っぱり師は貧乏臭い格好でバイクというスタイルが多い一方、船釣り師は外車で乗り付けてくるのも珍しくない。

一番共感を得られるのは誰でも行ける河川、防波堤や地磯で、素人には釣れないビッグな釣果を叩き出すというものだが、それはプロでも無理なのだろう。人気のバス釣りでさえ、自前のボートを出しての釣りだから貧乏釣り師の共感など得られるはずもない。

そんな場所でも素人で釣果をあげる人がいるが、通いつめた地元師だから出せた結果で、よそ者がふらっとやって来て釣れるほど甘くないので番組にはならない。昔はヤラセもあったらしいが、今はそんなことをすれば、すぐバレてネットで袋叩きにあうしね。

それでも、あのようなつまらない番組が漫然と垂れ流されいるのは何故なのか?

推測するに、

・スポンサーが新製品をPRすることだけ考えているから。
・釣り人口を増やすため、既に釣りをしている人より、これから始める初心者にアピールする目的。

故に視聴率とは無関係に作られているのだろう。虫餌も触れないキャンギャルみたいなのが、タイラバで釣れた~♪って喜んで観る釣り師はいない。

最近は旅番組をかけ合わせたどっちつかずな糞番組、というか消化不良な下痢番組まで登場する始末だから何も言えない。

釣りを始めた最初の頃は少しは観たが、今はとても見る気がしない。

たとえ釣れなくても、プロが果敢に技術を駆使する姿を見てみたいものである。