自然はやっぱり難しく不可思議。
海は分からないことの方が多く、机上の計算と実際では違うというお話。
水没磯が多い三浦エリア
以前、潮位を気にせずに釣りをしていてとんでもない事になった経験から、
常にタイドグラフ(潮汐表)はしっかり確認するようにしている。
特に三浦方面は低い磯が多く、時間帯により水没する場所が多いから注意が必要なのだ。
潮汐表は予想潮位
現在は釣りのバイブルとして潮汐表は持っているが、
実は記載されている数値は天気や波高と同じように
「予想」だということをご存知だろうか。
自分はそれとは知らずに、いそいそと磯に出かけて失敗したことがある。
現場に行かないと分からない海
潮汐表で110cmの時に完全に冠水して磯に渡れないことがあった日がある一方、
130cmを超えても干上がったように潮位が引いている日もある。
単純に波が高いとかそういう条件は抜きにしてだ。
大潮、小潮などの潮汐は地球と月、太陽との位置関係による重力で生じることは知られている。
しかし、潮位はそれだけでなく、気圧や風向き、地形によって変わるので、
磯がどんな状態かはその場に行ってみないと分からないというのが現実。
波と潮位に常に気を配る
釣ってる最中も常に潮位と天候、波の状態を意識していないと、
とんでもない事になってしまう。
先日釣行した場所はまさにそんな所で、
釣りに夢中になって潮位の変化に気付かず、
水没して帰れなくなり、
無理して渡ろうとジャンプして落水した人がいたという。
自然に「・・だろう」は通じない。