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なぜ野良猫や野鳥は毒魚を見抜くのか

磯や波止には釣り人が残す外道を目当てに野良猫や烏、鳶、ハト、鷺などが集まる。

彼らは釣り人が魚を掛けるといち早く近寄ってきて放られた雑魚を取り合う。
しかし、なぜか内蔵に毒を持つフグやキタマクラ、毒針を持つアイゴ、ゴンズイ、ハオコゼは食べない。

先日も猫に釣れたサバをやった後、ハオコゼを投げてみたところ、近づいて確認してからコチラをガン見し、

「オマエ、こんなモン喰わせる気かよ。ざけんなよ!」といった感じで去って行った。

鳶においてはアイゴは食べたが、フグは一度咥えた後に捨てていったし、鷺は咥えもしなかった。
アイゴは身には毒が無いので恐らく食べ方を知っていると思われる。

人間は情報も言葉も持ちながら毎年フグ料理で昇天する人がいるのに、言葉を持たない野生動物がどうして知っているのだろうか。言葉で知識を共有できない故に本能が備わっているのか?

ハオコゼは食べる猫もいて痛い目に合って経験があるからだとの話もあるが、フグを食べたら生きてはいないので経験は活かせない。

やはり「野生の感」なのだろうか。