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釣った魚の放射性物質の濃度は?

原発事故から4年、セシウム137の半減期はおよそ30年だが、134の半減期は2‐3年だから、ゼロにはならなくてもそろそろ検出されなくてもいい頃だが・・・。

スーパーなどで流通する魚の検査データはよく見たが、自分で釣った魚の数値が気になっていた。メジナやシーバスなどはどうなんだろう?と検索してみたら、意外に行政がデータを公表していた。

それによれば、スズキ(シーバス)がキロ当たりセシウム134で1.84ベクレル未満(※以降ベクレル=Bqと表示)、137で2.51Bq未満、メジナがセシウム134で2.54Bq未満、2.41Bq未満だった。この他にもクロダイ、ウミタナゴ、マサバ、マアジ、マゴチ、コノシロなど湘南でお馴染みの魚種もあり、いずれも似たような数値だった。

ただし、フィッシュイーターは食物連鎖のためか数値は平均高めで、シイラは134が3.75Bq、137が3.97Bq、ヤリイカは134が6.52Bq、137が7.04Bqだった。

そして一番気になったのが平塚漁港内のデータ。ゴマサバ、タチウオ、マルアジが6-7Bqで他の地域と比べて同じ魚種でも突出していた。おそらく濃度が高くなりがちな河川(相模川)の影響が大きいと思われる。アユなどは事故直後は300Bqなどかなり高く、どの川も未だに5ベクレルを超えているから、川魚は海水魚より汚染が深刻。それと相模川河口には放射性廃棄物が蓄積する下水処理場もあるからその影響もあるだろう。

そうなるとウナギの数値が気になるところではある。
これらの結果をどう受け止めるかは個人の問題だが、やはり子供にはあまり食べさせたくは無いと改めて実感した。

タコ道も深かった

朝3時に家を出て向かった先はいつもの海。
朝日がきれいで太公望の他にカメラマンの姿もちらほら。

朝日

しかし今回は竿を持っていない。
代わりに手にするのはコレ。

タコテンヤ

タコを釣りにきたのだ。
以前からテンヤで釣っている人を見て興味を持ち、竿でエギを落としてわずか5分でタコを2本上げた強者のインパクトも忘れられず今回の初釣行となった。

ルアーのようなこのテンヤで際を探るだけで釣れるなら安上がりでイージーだと思ったのだが、実際はそう甘くなかった。他の人は生餌をテンヤに付けていて、根がかりでロスが多いこの釣りは自作でテンヤを作っていた。

生餌はカニを現地調達するのだが、これも自作の特殊な竿でテトラのカニを捕獲。テンヤは針をグラインダーで削り、オモリは紙粘土の型に鉛を溶かして成型するというこだわりようだった。

狭い釣り座には5人もタコ釣り師がひしめき、一夜漬けの知識の自分がとても釣果を上げられる状況では無かったので、早々に上がることにした。タコ釣り歴が比較的浅い人によれば、師匠に着いて始めてから釣れるようになるまで2ヶ月はかかったそうで、苦戦したウナギ釣りを思い出す(-_-;)

仕掛けが単純で簡単そうに見えてどの釣りも奥が深い、深すぎる。

釣りは一期一会

釣りで人間のできることは少ない。
技術でどうこうなるより、風、潮、魚の事情などいかに自然に合わせられるかが肝要。

先日、あるイカ釣りのベテランに聞いた言葉。

二週続けて城ヶ島に行ったが見事にボーズ。
先週は青物狙い(サバとかソーダカツオとか・・)でカゴ釣りをしたが、まだ時期が早すぎた。傍らで釣っていたフカセ師を見てそれならばと、今週はフカセでメジナやチヌを狙ったが大量の小魚のエサ取りばかりでまったく姿が見えず。エサを投入すると秒殺で引きの感触すら味わえず魚の餌付けに来たみたいで空しさが募った。隣で竿をだしていた男性も「この前は入れ食いだったのに・・」とボヤいていた。

代わりに巨大なシイラが目の前を悠然と泳いでいて、ルアーマンが釣り上げた(゚д゚)

釣れる魚と釣りたい魚、それと仕掛けが噛み合わず痛恨の無釣果となった。

釣りは一期一会。
同じ潮と魚は巡っては来ない。

だから来週シイラを求めてルアーで狙っても釣れる保証は無いだろう。