魚に雑魚も外道もない

基本、自分は釣れた魚は何でも頂く「Catch and Eat」がスタンスだった。
でも最近は大物や高級魚に憧れるようになり、いらない魚はリリースすることが増えた。

ヒイラギやネンブツダイで喜んで持ち帰っていたデビュー当時が懐かしい。サビキだとそんな外道の雑魚ばかりが釣れるので、サビキをしなくなったのもそこにある。

外道や雑魚なんて贅沢な呼び名は釣り人の勝手な主観。
釣れた大切な命には感謝しなくてはならないのだが、それでは次第に満足できなくなってしまうのは人間の性か。

しかし、そんな価値観を見直すきっかけとなる人と会った。
タコ狙いかと思われたかなり年季の入った・・・というか、錆びたボロボロの竿を持ったご老人は、オキアミを使っての小魚狙いだという。自分がヒイラギを釣ってリリースすると、できれば欲しかったという。

小魚狙いとは聞いてても、ヒイラギを欲しがる人はいないだろうと思って戻したのだが、「蓼食う虫も好き好き」というか、人生色々、釣り人色々である。そう言えば、外道の大様ゴンズイを好んで釣っている東南アジア人もいたっけ。

ということでベテランが釣った外道を有りがたく頂いた。

ギマ

カワハギに似たこの魚は「ギマ」という。
ヒイラギみたいに凄い粘液を出すのでちょっとやっかいだが、釣れた命は美味しく頂くことにした。

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